
大滝詠一「夢で逢えたら」を川島鈴遥が切なく歌う 映画『ぜんぶ、ボクのせい』本編映像【2022年8月11日公開】
映画『ぜんぶ、ボクのせい』のエンディングテーマに大滝詠一「夢で逢えたら」が使用され、 8月3日に7インチ・シングルレコードの発売が決定。この度、川島鈴遥演じるヒロイン・詩織が「夢で逢えたら」を切なく歌唱する本編映像が解禁となった。
主演はオーディションで選ばれた新人・白鳥晴都、ヒロイン・川島鈴遥、そして若手2人を支える唯一無二の存在で多彩な活躍をみせるオダギリジョー。さらに、松本まりか、若葉竜也、仲野太賀、片岡礼子、木竜麻生、駿河太郎らが出演。
児童養護施設から飛び出した主人公・優太(白鳥晴都)は、母親・梨花(松本まりか)を訪ねて久しぶりの母との時間に安堵する。梨花と一緒に暮らしている男・山﨑(若葉竜也)が現れて、その時間は一転。梨花は母親の表情から一変し、優太そっちのけで山﨑との自堕落な生活が明らかになっていく。
絶望した優太は当てもなく辿り着いた海辺で、軽トラで暮らすホームレス・坂本(オダギリジョー)と出会い、寝食をともにする。ある日、坂本を通じて少女・詩織(川島鈴遥)と顔見知りになる。何度か顔を合わせるうちに徐々に心を開き始める詩織と優太は、夜の海辺でお互いの夢の話をはじめた。
夢がない優太に対して、詩織は「たくさんの人に希望を与えられるような歌手になりたい」と、亡くなった母親から歌を教えてもらっていたことを明かす。
詩織の歌を聞きたいとお願いをする優太。詩織が歌っても笑わないことを約束し、詩織の母親が大好きだった大滝詠一「夢で逢えたら」を歌う。その曲は、詩織が母親へ抱く、寂しく切ない心情を代弁し、母親に見捨てられた優太の傷心を癒すかのように聞こえる。歌い終えた詩織は、優太と照れながら微笑み合う。
母親に会いたいと思う2人の願い、そんな孤独を抱えながらも2人の表情には希望が映し出されている。
松本優作監督は詩織役を選ぶにあたって決め手になったのは、今回解禁される海辺で歌うシーンだったと語る。「すごくうまいけどプロっぽく見えない。そういう僕が抱いていたイメージにぴったりの歌を、オーディションで歌ってくださったのが川島さんでした。彼女は声がすごくいいんですよ」と川島を起用した理由を明かしている。
出演:白鳥晴都 川島鈴遥
松本まりか 若葉竜也 仲野太賀 片岡礼子 木竜麻生 駿河太郎
オダギリジョー
監督・脚本:松本優作
エンディング・テーマ:大滝詠一「夢で逢えたら」(NIAGARA RECORDS)
製作・プロデューサー:甲斐真樹
製作:藤本款 定井勇二 前信介 鈴木仁 水戸部晃
アソシエイトプロデューサー:永井拓郎
ラインプロデューサー:中島裕作
撮影:今井孝博(JSC)
照明:金子康博
録音:髙田伸也
美術:仲前智治
衣裳:篠塚奈美 馬場恭子
ヘアメイク:山井優
音楽プロデューサー:田井モトヨシ
編集:田巻源太
助監督:野本史生
制作担当:中村哲也
スチール:久保田智
製作:スタイルジャム、クロックワークス、ビターズ・エンド、グラスゴー15、ミッドシップ、コンテンツ・ポテンシャル
制作プロダクション:スタイルジャム
宣伝:ミラクルヴォイス
配給:ビターズ・エンド
2022/121分/カラー/日本/5.1ch/ビスタ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
(C) 2022『ぜんぶ、ボクのせい』製作委員会
公式サイト:bitters.co.jp/bokunosei
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